山紫水明ロケーション
@23
シスイは口寄せの術で呼んだ鷹を放つ。木ノ葉に救援を知らせる為だ。
⇒シスイと同じうちは一族であるサスケの口寄せと同一のもの。ナルトが結んだ蝦蟇との契約やサスケが初めて鷹を呼び出したところを見たオビトの反応から基本的に口寄せの術は呼び出す動物との契約が必要になると原作の描写から取れる。
しかし、そうなるとサスケがオビトに気付かれずにどこで鷹と契約していたのかは分からない。そこで、鷹の契約自体はうちは一族、またはサスケがイタチとの闘いの前に立ち寄った猫バァの所にあるのではないかと推測できる。そのため、同じうちは一族であるシスイにも使わせたという経緯がある。
チャクラの質が特に高い者が揃った小隊がガイたちの方向へと進路を変更した。
⇒原作69巻のガイの回想に繋がる。霧隠れの忍刀七人衆が“チャクラの質が特に高い者が揃った小隊”としている。この時、ガイはゲンマとエビスのスリーマンセルで霧隠れの忍刀七人衆に囲まれている絶体絶命の状況だった。しかし、その危機に父であるマイト・ダイが駆け付け、霧隠れの忍刀七人衆を撃退している。
これまで多くの敵から奪い貯めていたチャクラを引き出して印を組む。
⇒大蛇丸の命令で捕虜や実験体から吸い取ったチャクラの成果である。
影分身には本体が持つ道具の全てを影分身体も持っているという特徴がある。今回はその特徴を使おうという訳だ。もちろん、影分身で作った道具は影分身体が消えたら消えるのだが、逆に言えば影分身が消えなければ道具も消えない。
⇒原作でのナルトの描写から。クナイをポーチから出すナルトの影分身が描かれたシーンが所々あるが、その影分身体が煙となって消える際、クナイも同時に消えている。そこから、上のような特徴が影分身の術にはあるのではないかと考えた。
「カカシさん!リンさんを連れて逃げてください!ここは俺とヨロイで何とかします!」
⇒この時、シスイは仲間を守る事を最優先として動いているように見えるが、実は三尾の人柱力であるリンを木ノ葉の元に置くことが最優先としている。人柱力の抑止力を木ノ葉が手に入れるために自分たちが囮になるという決断である。
一人だけ俺の目の前に出し戦闘に加わらせなかった水分身がその隊長用に長い印を組んでいく。
⇒囮の水分身は危険度が高い印を結ぶのをワザと霧の忍に見せつけていた。水遁 水龍弾の術である。
「水遁 大瀑流。」
⇒アニメオリジナルストーリーで出てきたヨロイが使った術である。渦潮を人為的に発生させる術であるため、今回のように水場でなければ使う事ができない術。泥濘と化していた地面なので、泥の重みも加わり相手にとっては身動きがとれない状況になった。
「須佐能乎を使わせることになっちまって。」
⇒岸本先生監修のナルティメットストームレボリューションでシスイが須佐能乎を使っているので、シスイは須佐能乎の使用が可能と判断した。